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宥伯の興味あるもの・興味をもったものを紹介


by you-haku
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第50回竹青社書展

第50回竹青社書展が去る3月14日~20日まで、県民ホールのギャラリー全室を使って行われました。
第50回竹青社書展_c0045477_0411164.jpg

単純に50周年って、スゴイことだと思う。歴史の重みを感じる。
とはいっても、それは、重みのある50周年だから、この50周年を迎えられたんだと思うし、実際、遺墨を中心とした展示には普段味わうことのない竹青社を感じた。

1番感じたのは、《竹青書報》という新聞のコピー。
青山杉雨が批評を書いているのだが、かなり辛口。いいところ・悪いところをハッキリ書いている。現代は、なかなか悪いところをハッキリと言える世の中でないから、尚のこと、その凄さを感じた。
書を論じたり、語ったりする仲間が近くにいたんだなぁと思うと、それだけでうらやましい。
今だって、たくさんいるけど、みんな年上ばかり。やっぱり、同年代でそういう話が出来る友人がたくさん欲しいよね。

さてさて、今回の竹青社書展。節目ということもあり、発刊された図録を見て、落胆。
自分の作品に表情がないことに改めて気づいた。
線に何も感じるものがない・・・。これが感想の全てである。
激しい!と思う線、色気があるなぁ・・・と思う線。何か表情をつけたいものである。
by you-haku | 2005-04-04 00:49 | 書道